株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り深く御礼申し上げます。
当社グループを取り巻く経営環境は、原材料費やエネルギー費の高止まり、労務費や物流費等の上昇、為替の急激な変動等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属する自動車業界の概況は、半導体不足の影響等は概ね解消され、総生産台数は緩やかな回復傾向にありますが、中国市場において日系メーカーのシェア低下、国内市場では自動車メーカーの不正問題等により、複数のメーカーにおいて生産・出荷停止や新車投入延期等の懸念があります。
このような情勢の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、お客様の生産・販売台数減により、17,659百万円
(前年同期比4.3%減)となりました。
営業損失は、売上高減により、238百万円(前年同期は286百万円の営業損失)となりました。
経常損失は、損失額を縮小し、211百万円(前年同期は417百万円の経常損失)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純損失は、323百万円(前年同期は498百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
2025年3月期の業績見通しにつきましては、売上高77,000百万円、営業利益1,700百万円、経常利益1,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は600百万円を変更しておりません。
株主の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
2024年8月8日
代表取締役社長