株主・投資家の皆様へ

 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り深く御礼申し上げます。

 当社グループを取り巻く経営環境は、原材料費やエネルギー費の高騰、労務費や物流費等の上昇、日米間の金利差拡大に伴う円安の継続、中国経済に対する懸念等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 当社グループの属する自動車業界の概況は、前連結会計年度に頻発した半導体供給不足による生産調整は概ね解消され、総生産台数は回復基調にあります。然しながら、中国市場において日系メーカーのシェアが低下する等、大きな変化に直面しております。
 このような情勢の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、お客様の生産・販売台数回復により、38,473百万円(前年同期比13.7%増)となりました。
 営業利益は、売上高増及び原価低減活動の効果等により、98百万円(前年同期は
693百万円の営業損失)と黒字転換することができました。
 経常損失は、補助金収入及び助成金収入の減少に加えて為替差損の影響により、
209百万円(前年同期は626百万円の経常損失)となりました。
 親会社株主に帰属する四半期純損失は、586百万円(前年同期は1,190百万円の
親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 2024年3月期の業績予想につきましては、2023年5月12日に公表致しました売上高79,000百万円、営業利益1,400百万円、経常利益1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は300百万円から変更しておりません。

 株主の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 

2023年11月10日

代表取締役社長