株主・投資家の皆様へ

 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り深く御礼申し上げます。

 当社グループを取り巻く経営環境は、原材料費やエネルギー費の高止まり、労務費や物流費等の上昇、為替の急激な変動等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 当社グループの属する自動車業界の概況は、前連結会計年度に頻発した半導体供給不足による生産調整は概ね解消され、総生産台数は回復基調にあります。然しながら、中国市場において日系メーカーのシェア低下等の懸念があります。
 このような情勢の中、当第3四半期連結累計期間の売上高は、お客様の生産・販売台数回復により、59,257百万円(前年同期比11.8%増)となりました。
 営業利益は、売上高増及び原価低減活動の効果等により、454百万円(前年同期は997百万円の営業損失)と黒字転換することができました。
 経常利益は、為替差損の影響はあったものの営業利益改善により43百万円(前年同期は1,029百万円の経常損失)となりました。
 親会社株主に帰属する四半期純損失は、法人税等543百万円や非支配株主に帰属する四半期純利益113百万円を計上し、604百万円(前年同期は1,574百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 2024年3月期の業績予想につきましては、2023年5月12日に公表致しました売上高79,000百万円、営業利益1,400百万円、経常利益1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は300百万円から変更しておりません。

 株主の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 

2024年2月9日

代表取締役社長